講師プロフィール
レッスンとの関係を意識して書いてあります。
たくさんあるので興味あるところだけ読んでください。
もちろん全部でも!
サラリーマンでした
今はミュージシャンを標榜していますが、元々は建築を学んだ理系のおじさん。 24年間サラリーマンをしてました。ある会社のディベロッパー部門で商業建築の開発をやってました。世代的には入社以来ずーっとバブル案件の後始末をしてた感じです。その後心身を病んでしまって事務方に移り経理とか監査関係の仕事をしてました。
歌、歌、歌
中学生の時からずっと、学校にいる時間とご飯食べてる時以外はずーっと歌を歌ってました。友人たちが青春の思い出を作っている時も、人といろんな経験して社会や家族や愛について学ぶべき時も。20代も30代もずーっと歌ってたんです。縁があって結婚したのは40歳の時でした。まったく長い厨ニだこと!
会社勤めは向いてなかった気がします。ずーっと歌ってたので、人生には人間関係が必要だなんて思ってなかったんです(理系あるある)。仕事もプライベートもあまりに何事も起こらないからおかしいなとは思ってたんですが。
いずれにしても、ご近所の皆さんうるさくしてごめんなさい。
エレキギターとボーカル
エレキギターを買ったのは高校生の時。左寄りの友達とハードコアパンクバンドを初めてギターボーカルで文化祭に出たのがステージデビューです。
大学で軽音楽部に入りいろんなバンドをやりました。先輩方からボーカルに専念した方がいい(ギターはやめとけ)というアドバイスを受けてボーカル専業に。
コード理論
打ち込みで音楽を作る機材がようやくアマチュアでも買えるようになった頃で、YAMAHA RX7 というリズムマシンで無理やりオケ作ってましたね。その頃にコード進行とかスケールの基本だけは勉強しました。当時はネットがなかったから本を買うしかなかったんですよ。もちろんアマゾンレビューもなし!
リズムとビート
それはともかくリズムを打ち込んでいく過程でパーカッションが大好きになりました。コンガやりたい!でも今では信じられませんが、コンガって売ってるもんなのかどうなのかさえ分からない時代だったんです。
スクールがあったら
ボーカルスクールも縁があったら行きたかったなあ。どこかにあるとは聞いたことあったんだけど。
寿バンド
社会人になってからは友人の結婚式でバンド演奏するいわゆる寿バンドをやってました。ツインボーカルでみんな大好きインコグニート、美女と野獣やらアラジンやら。他にはアルジャロウの超絶技巧ボーカルとかね。
自分史上いちばんオシャレな時代。
ファンクバンドでコンガ
30代になってインターネットも普通になり、無事にコンガが買えたのでパーカッショニストとして、ファンクバンドに入りました。タンバリンとトライアングルも好きでしたね。掛け持ちしたり飛び入りしたり、一時期は毎週のようにライブハウスに出てました。
まだYouTubeはなかったから楽器屋さんでレッスンビデオ買って勉強しました。不器用を力任せに乗り切ろうとした時代。
打楽器を叩くこととロードバイクを漕ぐこと、どちらもリズムが生まれてるけど共通点は何だろう?なんてよく考えてました。
このころ仕事の心労がピークに達したこともあって休職を繰り返すようになりバンド活動から離れました。
ボサノバ始めたのは40歳を過ぎてから
結婚して一年で離婚して故郷である天六に戻ってきました。
1人でできる音楽をやりたい。自分自身でいれる音を紡ぎたい。そんな思いでボサノバ弾き語りを始めたんです。
師匠と仲間を見つけた
そこで出会ったのが師匠の西口健一です。
教室の演奏会や生徒だけの交流会なんかで拙い演奏でも聞いてもらえるのは嬉し恥ずかし。自分はステージの上が好きなんだなあって痛感しました。
2年目からはライブ活動。今から思えば恥ずかしくって顔から火が吹きだしそうな演奏だったかもしれません。でもそんな日々が心の支えでした。
脱サラで古民家バー
両親の介護が終わり、自分のメンタルも一旦回復したタイミングで会社を辞め、自宅を改造して古民家バーを始めたんです。しかし2ヶ月で閉めました。他にやるべきことが見つかったのです。毎日のように来てくれてた人ごめんね!
身体研究
不器用:不自然な身体
問題は身体でした。不器用というには初歩的な何か。身体の安定が保てていないのを力任せに生きている、演奏も歌も結構力任せだということに気づいたのです。
立っていても座っていても横になっても力が入っていて、さあ寝ようという頃には身体中の筋肉が張って火照ってリラックスできない。それどころか力一杯ベッドの形になろうとしてる!
リラックスを知らない。自然にって何?楽にって何?
この身体では何をやっても限界があるし、心の平穏も保てない。
そう考えて音楽も含めて全てのことを一旦やめ、身体の研究を始めたのです。
ボディワーク体験
といっても何から手をつけていいかも分からず試行錯誤をしていました。それが誰かの役に立つかもしれないとブログに書いていたのを目に止めてくれたのがフェルデンクライスというボディワークの講師をしている友人。バリ舞踊の先生です。
発達をやり直す
赤ちゃんの身体の発達過程をフォローしていく「シェルハブメソッド」の大人コース。仰向きで何もできないとこから始めて寝返りをうち、立って歩くまでに何が起こるのか?自分の身体と動かし方をどうやって確かめていくのか?すっ飛ばしていたプロセスはないか?
週一回のレッスンを一年と数ヶ月かけて履修完了しました。
肉体的にも精神的にもタフなレッスンでしたが(そんな身体だと幼少時代もいい思い出がないのです)、身体を内側から観る感覚を得る良い訓練になりました。
また自分でも研究を続け、ボサノバ弾き語りやボイストレーニングに活かすべく、ノウハウの発見蓄積に努めています。
「正しさ」より
「自由」を
この過程で発見した大事なこと。それは身体を「正しく」使えるようになることは目的じゃないということ。大事なのは「自由になる」ということ。
不自由を解消するための「普通はこうですよ」なのであって、「正しい姿勢」なり「お作法」を身につけることが目的ではないということでした。
繰り返します。大切なのは「自由」
演奏や歌だってそう。「正しい」やり方はある。でも我々は「自由になる」ために音楽をやっているのです。
あー、おっさんが語っちゃダメって言われてたのに!
趣味・得意なこと
写真はフィルム時代から
使っていたのはコンタックスのカメラ。露出もピントも手動!レンズは今や伝説のプラナー50mmF1.4と85mmF1.4など。モノや光をちゃんと見る訓練になったと思います。その後段々とデジカメ時代になり今やミラーレス時代。なかなか納得できるシステムが組めずに来ました。最近になってやっとソニーα7ivと王道レンズ数本に落ち着きました。
ホームページ作成は1995年から
初めてホームページを作ったのは勤め先の会社が持っている賃貸物件のリストでした。ホームページって何ですか?から始まってメールアドレスという謎の記号をもらい、何のツールもないからテキストファイルを手打ちしてサーバーにアップロード、というやり方でした。その後はプライベートでもホームページ運用してました。wikiやブログが出て来た時は感動しました。
版組みっていうんですかね、紙面に対する文字なんかの配置について勉強したのはその頃です。
本が好き
うちの教室にはたくさん本があります。ジャンルは様々ですが、小説は少なくて学問やハウツーやジャーナリズムの本が多いです。それもこれも高校生の時にマルクス・エンゲルスを読めと言ってきたベース弾きのバンドメンバーのせいです(サンキュー)。
それはともかく書籍の紹介をするのが好きで、wikiやブログで書評サイトを作ってたくさん書きました。今でもネットの片隅のどこかに残ってるかもしれない。
ロードバイク
不器用な身体でも何とかなるありがたいスポーツ、それがロードバイク。ハンドルとペダルとサドルがあるから、どうしていいか分からないってことがないのがいいところ。
行ったことがない土地に一人で行ってちゃんと帰ってくるサバイバルなツーリングをすることによって自分の居場所を広げていく、そんなことをやっていました。
身体研究を始めた時にこれも一旦やめたんですが、また乗ってみたいと思っています。
ただし今は余計な力入ってるとか周りが見えてないとか、ちゃんと分かるので車と一緒に走るのちょっと怖いかも。
料理
料理が好き。食べさせるのが好き。バーをやった本当の理由は、人に食べさせたかったんだなって今は思います。
そんなこんなでインスタは料理写真が多いです。
以上です。よろしくお願いします!